タイトル

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5.09.2014

第3回ゼミ

2014年4月30日

 更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
 第3回ゼミでは引き続き第1部の発表を行いました。今回は3・4章を取り扱いました。以下レジュメとなっております。



 
 
 
 
 三人称の語り手の例として「桃太郎」は当てはまるだろうと思ったのですが、実は違ったようです。なぜ当てはまらないかは授業を進めていけばわかるとのことでした。また、信頼できる/できない語り手の区分けは、探偵小説が誕生した頃に始まったそうです。例としてアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』が取り上げられました。
 
 
 
 語り手・焦点化ともに重要な概念であるのですが、いまだに議論がなされているだけあって少々複雑な内容でした。特に、「全知の語り手」でも内的焦点化が起こっている場合があるということが理解しにくく、先生に例を用いて解説していただきました。
 
         例) ①A子は8階まで上がるのに苦労しているようだった。
             ②A子は8階まで上がるのが遠くて嫌だった。
①は「全知の語り手」の外的焦点化。②はA子の心情内部に入り込み、その心情を断言して述べているところから「全知の語り手」の内的焦点化。
 
 つまり内的/外的焦点化は、物語の中にいるか外にいるかだけでなく、登場人物の(心情の)中にいるか外にいるかによっても区別されるものということです。
 
 
 
 
 先生が再びお土産を買って来て下さいました!「宇治園」の金平糖です。ほうじ茶味と塩味でした。見た目はかわいいし、味もおいしかったです。先生ありがとうございました!
 
 
 
 授業後にお好み焼き屋で懇親会を行いました。学校周辺のおすすめのお店や好きな漫画、将来の夢または目標などについて話し、互いの交流を深めました。まだまだ慣れないことだらけですが、少しずつ馴染んでいけたらいいなと思っております。それではまた。
 
 
 
 
 
 

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